地球の上に朝が来る。その裏側は夜だろう
ー 今週のコラムー
清水保彦(クリエイティヴ・ヴィジョン、プランニングディレクター)
【地球の上に朝が来る
その裏側は夜だろう】
って。昭和の歌謡漫談のテーマソングで始まりましたが、
現地の朝の開場時間が日本の真夜中になってしまう
ロサンゼルスでのアニメエキスポのお話です。
元々は1991年にバークリー大学のスタッフによる
アニメコンベンションから始まり、
1992年にアニメエキスポと改称して
1,750人の参加者だったという
日本のアニメとポップカルチャーを
アメリカに広めるという目的のイベントです。
年を追うごとに「アニメグッズ」の販売ブースが増え、
来場者は40万人を越える巨大イベントに成長しました。
そんなアニメエキスポで、
この原稿を書いている4日前まで
群馬県さまのデスティネーションブースと
弊社企画のFestivAXパビリオンに参加していたわけであります。
「潮流」が
変わりつつある気がする
会期は7月3日から6日までの4日間。
この4日間に参加し、会場をウロウロして何となく見えて来たことがあります。
「物販の意味、変わるんじゃね?」と。
今までは、とにかくアニメに関わるすべてのモノが売れて来た。
それがアニメエキスポを、ここまで大きくした原動力だったと思います。
ジャンクと思えるものもアニメファンにはお宝だったり、
日本では安いオモチャでも
アメリカでは手に入りにくくて高い値段が付いていたり。
それが今までの主流でした。
その潮流が、変わるような気がしているのです。
もちろん、アメリカの物販業者さんのブースは残ると思います。
「魔剣」や「かわいい」のニーズはありますから。
また大手コンテンツホルダーさんの
物販ありのブースも続いていくでしょう。
ええ、お金持ってますから。
アニメエキスポの主催者にとっては放したくないクライアントです。
「上質な面白い」を
見せに行く場所へ
「面白い」にはInterestingからFunny、Uniqueなど、
いろんな意味が含まれています。
アニメという「趣味」をこじらせて
巨大化してしまったアニメエキスポにおいて、
次の「面白い」はどこにあるのか?
少なくてもオタクにだけ受ける
ジャンクな面白さは主流ではないと思います。
手に入りにくいが故に高額になるという希少性も同様でしょう。
知的な刺激、固有の特性、独自性。
アニメエキスポ会場の喧騒を
ちょっと離れた所から見ていて、
そんな言葉が浮かんで来ました。
イメージ的に一番近いのは
「ハイブランド」?
あ。前のCESにも出展されたトラルさんが、今回のFestivAXにも登場。
ロサンゼルスに居ながらにして大阪の道頓堀をウロウロできる
「GENCHI」というシステムの体験ブースを出展されました。
ま。これがCES以上に大受けだったのですが、
アニメエキスポ開場時間は
大阪の夜中の1時とか2時 ^^
まさに「その裏側は夜だろう」だったわけです。
そんな「体験」も含めて、
物からモノ、コトのすべてで最後には「上質」なものが
残っていくのだと思います。
安くなくていいんです。
ちゃんと作ったTシャツ。
しっかりできているジャンパー。
細部まで作り込まれた体験。
お手本は「ハイブランド」。
地球の上に朝が来て、
その裏側が夜なロサンゼルスにいて、
そんなことを考えていた次第。
あなたの「上質な面白い」。
一緒に考えさせてください。
そして一緒に、アメリカに見せに行ってみませんか?
ぜひ一度、弊社にご相談ください。









