「CES」は、何と読む?
ー スタッフのコラムー
清水保彦(クリエイティヴ・ヴィジョン、プランニングディレクター)
【「CES」は、何と読む?】
映像の仕事とかしていると、
スタジオでナレーターさんに 原稿を読んでもらい
それを映像に載せていく作業をします。
その時すごく気を遣うのが、単語の読みとイントネーション。
標準語の読みとイントネーションは
だいたいNHKの「日本語発音アクセント新辞典」に従うわけですが、
英語の読みとなると悩ましい問題が出るのです。
表題の「CES」が、清水にとっては一番身近な問題です。
新聞は「セス」って書いてる
下の写真がそうなのですが、「新聞」って社会の公器。
表記の見本にもなる存在です。
その新聞が「CES(セス)」って書いちゃってます。
そら、「セス」って呼びますよね。
ところが、アメリカの入国審査で
「セスに行きます」って渡航目的を言っても
「?」という顔をされてしまうのです。
「いや。新聞に書いてあるし」って言っても無理。
実はこの「CES」のような3文字の英語。
たぶん読み方が一番ややこしいと思います。
JALは、ジャル。ANAはアナ。
でもATMとかYKKはアルファベット読み。
かと思うと、CADはキャドと発音する。
イニシャリズムとフォニックス
実は、一字ずつアルファベットを読む方法には
名前があって、イニシャリズムといいます。
そして、一つの単語として発音する方法を
だいたいフォニックスと呼ぶらしいのです。
(当てはまらないものもある)
Cは「ク」
Aは「ア」
Tは「ト」
続けてキャット、なわけです。
さぁ。いつ、どんな状態の時、どっちを使う?と聞かれると、
清水はまだ勉強不足でごめんなさい。
たぶん日本語でも、マクドナルドをマックと呼んだりマクドと言ったり。
なぜ? と理由を聞かれると困るけど、
マクドはマクドでしょう! という主張にうなづく人と否定する人。
でも、関西では「マクド」なのです。
他にも呼び方が違うものが
日本の中でもマクドとマックと違うのに、
さらにアメリカだとマッダナルとしか聞こえない。
NIKONはナイカーン、COSTCOはコスコ、IKEAはアイケア。
GODIVAなんてゴダァィヴァです ^^
ま。日本国内ならいつもの呼び方でいいんです。
関西は関西、関東は関東の呼び方があるんです。
(清水はマクドです)
エスカレーターの立ち方だって、地方によって違うんです。
CESだってセスで構わない。
でも、海外行ったら通じないことは知っておきたいです。
なので、社会の公器たる新聞は
できれば世界に通じる書き方でいてほしい。
と思うわけですよ。
「CES(シー・イー・エス)」
あぁ。新聞としては文字数多いか・・・。
この記事書いた人。CES来ないかな。
入国審査で「何しに来た」と聞かれて
「セスの取材に来た」って言って、
別室連れて行かれればいいのに・・・。
CESは来年1月6日から
呼び方はともかく、
CESの本番が来年1月6日からアメリカ・ラスベガスで開催です。
世界中のプレスと投資家、そして業界関係者が
あわせて14万5千人を越えて集まるイベント。
最初にあげた新聞記事では
「世界最大級の科学技術見本市」って書いてありますが、
これも実感としてはちょっと違うんだよなぁ
と思ってしまっています。
「見本市」?・・・。
日本語の語義的には正しいと思うけど・・・
出展製品は「見本」ではなく、
「そのもの」だよね?
もちろんすごく商売に結び付くんだけど、
それ以上にコラボが生まれたり
開発者自身も気づいてなかった使い道とか
CESでは新しい発見もドンドン生まれるよね?
昔CESの主催者であるCTAの広報の人に聞いたことがあります。
「結局CESって一言でいうと何なの?」と。
ちょっと考えたその人の答えは、
「MAGIC !!」。
製品を見に行くだけじゃなく、
ステーキを食べに行くだけじゃなく、
CESにMAGICと出会いに行く。
そんなマジカルなシー・イー・エスは、
たとえ見るだけでも行く価値はあると思います。
これから取ると、飛行機往復エコで30万。
宿泊費やなんやかや入れると軽く60万円は飛ぶCES。
でも、行く前と行った後では世界が変わると思います。
科学技術? というよりライフスタイルの魔法の国を、
百聞は一見にしかずで体験できるはずです。
(行かれた際は、ぜひJAPAN TECHにお立ち寄りください)
ラスベガスでお待ちしております。








