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【メディア・ルームから見たCES2021】

― CV Report― 
  By アーカス・リツコ(メルマガ編集長)

【メディア・ルームから見たCES2021】

オール・デジタル開催でスタートしたCES2021。
通年、ラスベガスの街の年明けは、
CESでごった返す喧噪からスタートするので、
このお祭り騒ぎがないのは何とも寂しい限りです。
一体、どんな形になるのか開催まで不明な点、
心配な点も多かったのですが、
いざふたを開けてみると人混みをくぐって
歩き回るのと同じくらいに大変!
渋滞に巻き込まれたり、
地図を片手にうろうろと歩き回る手間はないものの、
Exhibitor Directoryから業種やカテゴリー、
会社を検索してお目当てのサイトに行きつく。。。という道筋は
予想以上に手間がかかります。
今回、最も厄介だったのは、Exhibitor Directoryの一覧表(Index)がないこと。
CESのような大規模なコンベンションをデジタル開催をする場合は、
IndexとMap(実際の展示がなくても)を作ることを強く希望します。
…というわけで、オンライン・コンベンションの事前の準備は
ウェブサイトにあるMy Showで自分の予定を管理しておかないと
見逃しに繋がるので、リアル開催より慎重にする必要があるということも
改めて実感しました。

日々のニューストピックはこんなスタジオからブロードキャストされます。

写真提供:CTA

オンライン開催にはの利点も多々あります。
キーノート、プレス・コンファレンスなどは、
ライブを見逃してもオンデマンドで観れるので
スケジュールが立てやすいし見逃しがない、
24時間オープンしてるので時間を気にする必要がない、
チャットで担当者と話ができ、詳しい説明を聞くことができる、
肉体的疲労は少ない(笑)…などは、
リアル開催では体験できなかったことでしょう。…。
本メルマガ読者の皆様は、日本在住の方が多いとだと思いますので、
高い旅費をかけずに最新のガジェットを
目にすることができることも大きな利点の一つでしょう。
ただ、出展社の日本の企業にとっては
時差がネックになっているようで、
アメリカのプライム・タイム(午前9時から3時くらいまで)に
担当者が不在ということが多く、
ちょっと寄っただけ、誰もいないならいいや…と、
足跡も残さずに帰っていくお客さんもいるのではないか…と気になりました。

★今年のトレンド
CES2021のトレンドは、Digital Health, Digital Transformation,
Robotics and Drones, 5G connectivity, そして Smart Cities。
パンデミックの影響からか健康に関わる面白い商品が
たくさん出品されていました。
今回、ここでは書ききれないので、
次の機会に気になった商品などご紹介します。
キーノート(基調講演)は、
キックオフ講演がVerizon 社のChairman and CEOの
ハンス・ヴェストバーグ氏が5Gによって
スポーツ(スタジアム)、教育、医療、エンターテイメント、
スマートシティまで、同社の取り組みを紹介するとともに、
5Gは「単なる技術革新ではなく、
イノベーションを可能にするプラットフォームであり、
近い将来のネットワーク基盤になるだろう」と熱く語りました。
その他、ジェネラル・モーターズのChairman and CEO の
メアリー・バラ氏、
AMDのPresident and CEOのリサ・スー氏、
マイクロソフト社のPresidentのブラッド・スミス氏、
Walmart社のCEOのダグ・マクミロン氏&VP、ティファニー・ムーア氏
などそうそうたる顔ぶれがそろい、
力のこもったプレゼンテーションを披露しました。

商品をすべて紹介するのは難しいので、今回は、受賞商品を少しだけ…。
J- Startup から出展している
Vanguard Industries, Incの可愛いモフリンちゃんが、
” Honored With “Best of Innovation Awards”
From CES 2021を受賞しました!
両手におさまる小型ペット型ロボットのモフリンは、
ふわふわとした毛並みに愛らしい鳴き声と仕草で、
人々を虜にします。育て方で性格が変わるロボットというのも魅力です。

また、1月13日には、
デジタルガジェットの最新情報ニュースサイトである
Engadget(エンガジェット)が
Best of CES 2021の14カテゴリーの受賞アイテムを発表しました。
日本の商品は、
Best Digital Health and Fitness Product部門で、
オムロンのOmron VitalSight、
Best Home Theater Product部門で
ソニーの 360 Reality Audio speakers、
Best Robot or Drone部門でも
ソニーがSony Airpeak droneで受賞しました。

すべてのカテゴリーについて興味のある方は、
https://www.engadget.com/best-of-ces-2021-winners-215307033.html
をご覧ください。

…と駆け足でご紹介しましたが、
心配されたサーバーダウンもサイバー・アタックもなく、
滞りなくデジタル開催は終盤に差し掛かっています。

しかし、今回オール・デジタルを経験して再認識したことは、
今回は仕方がないけれど、
やはり人やモノと直接触れ合うことが
展示会の醍醐味であるということです。
ですから、今年、JAPAN TECHがハイブリッド開催を試みたことは
大変意味があったことに思います。
CES2022は、ぜひリアルで開催されることを望みます。
次回はWest Hallもオープンしていますので、
さらなる大規模開催になることでしょう。
コンベンション・シューズは、スニーカーでなく、
ローラースケートが必要になるかもしれません。
詳しいCESレポートはラスベガス唯一の日本語新聞、
Las Vegas Japan Timesの2月1日発行号でもお届けします。
ぜひチェックしてみてください。https://www.lasvegasjapantimes.com/
*協力 Las Vegas Japan Times

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