アメリカ展示会リポート:ADLM 2026
ー アメリカ展示会リポート(2)ー
田中かおり(コーディネーター)
【ADLM 2026】
7月26日~30日にかけて、カリフォルニア州、アナハイム・コンベンションセンターで
世界最大級の臨床検査・診断関連の展示会の一つである
Association for Diagnostics & Laboratory Medicine、通称ADLM 2026 が開催されました。
今回のADLM 2026には、約17,000人の臨床検査・診断関連の専門家が登録。
さらに、展示会場には700社を超える企業が出展し、
世界の臨床検査・診断業界が一堂に集まる巨大なB to B展示会となりました。
ADLMの特徴は、単純な医療機器展示会ではなく、
臨床化学、分子診断、免疫診断、臨床微生物、遺伝子検査、質量分析、
病理Point-of-Care Testing(POCT)、Laboratory Automation、AI・Machine Learning、
LaboratoryInformation System、試薬・消耗品、サンプル管理、研究用機器など、
とても幅広い企業が集まっていることです。
加えて、単に「商品を展示する場所」というより、
「米国の病院・検査会社・研究機関・診断メーカーとビジネスを作る場所」で、
来場者も、一般の医療関係者より、かなり専門性の高いスペシャリストが多いことも
非常に強い特徴である展示会のように感じました。
今年、特に目立ったテーマの一つがAI、自動化、質量分析。
日本企業にとっても、精密機器、分析技術、センサー、ロボット、試薬、消耗品、AI、ソフトウェアなど、
さまざまな分野で米国市場への参入機会が考えられます。
アメリカのClinical Laboratory・IVD・Diagnostic市場へ
参入するためのビジネスプラットフォームとして、今後ますます重要になりえる展示会です。
次回のADLM 2027は、2027年7月25日〜29日にシカゴで開催予定です。
米国の臨床検査・診断市場への参入を検討している日本企業にとって、注目の展示会の一つだと感じました。









