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アメリカ最前線リポート Vol.10

ー CVリポートー     
      By アーカスリツコ(CV メルマガ編集長)

【アメリカ最前線リポート Vol.10】

10月18日、コリン・パウエル元米国務長官が、
新型コロナウィルスによる合併症により死去しました。
84才でした。
パウエル氏は、ジョージ・W・ブッシュ大統領政権で、
アフリカ系アメリカ人として初の国務長官を勤め、
党派を超えて人気がありました。
訃報が伝えられると、バイデン現大統領、オバマ前大統領、
ブッシュ前大統領などの多くの要人が、
パウエル氏の功績や人柄を称える追悼コメントを発表しました。

パウエル氏はワクチン接種は完了しており、
3回目のワクチン接種を予定していましたが、
その前に容態が急変したということで、
側近や家族の話では、パウエル氏が多発性骨髄腫の治療を受けており、
それによって免疫力が弱まったのではないかということです。

アメリカでは、パウエル氏の訃報を受けて、
ワクチンの接種を拒む人々が、
「新型コロナワクチンを接種してもなお死亡する可能性があるなら、
ワクチンを打つ意味があるのか?」と主張し始めるのではないか、
またこれからワクチンを受けようとする人が躊躇するのではないか?
という危惧が広がっています。

しかし、アメリカ疾病対策センター(CDC)のデータによれば、
ワクチンの接種した人と比べると、未接種の人は陽性となる確率が6倍、
死亡する確率は11倍。
ただ、高齢で持病のある人、免疫不全の状態にある人たちは、
ワクチンを接種しても感染して重症化、または死に至ることがあり、
パウエル氏はこの区分に入ると考えられています。
そのため、さる8月、連邦政府の保健当局者は、
免疫不全状態にあってファイザー製またはモデルナ製の
ワクチンを接種した人に対し、
3度目のワクチン接種を受けるよう推奨しており、
追加接種を済ませても、
この区分の人たちは重症化しやすいので、
細心の注意を払って生活するよう警告しています。

ワクチンが100%コロナウィルスを防げるわけではありませんが、
上記のデータにあるように、陽性になる確率、重症化する確率は
圧倒的に下げることができるというのはれっきとした事実です。
それにより、全体の感染率が下がり、
感染リスクが高い人たちがより守られるようになる。
そのことを反ワクチンの人たちは理解するべきでしょう。

ちなみに、バイデン政権は、11月8日以降、アメリカへ入国する外国人に対し、
新型コロナウイルスワクチンの接種完了を
義務づけると発表しています。
新規制では、外国人が空路で入国する際には、
接種完了の証明と陰性証明の提示を求められるかわりに
入国後の隔離が不要になります。
ワクチンは米食品医薬品局(FDA)や
世界保健機関(WHO)が承認したものに限ります。
CES2022へ参加を予定されている方は、
早めにワクチン接種をお済ませください。

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