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何があるか分からない    だからユーレカは面白い!

 ー CVスタッフのコラムー     
By 清水保彦(CV プランニング・ディレクター)

【何があるか分からない。だからユーレカは面白い! 】 

JAPAN TECHやJ-startupが出展し、
日本国内でも「CES=ユーレカパーク」的な認知もできつつある今。
そのユーレカパークについて掘ってみます。

「ユーレカパーク」は、もともとSandsの2階にあった 

2012年に、94社を集めて始まったユーレカパーク。
CESの中でも「スタートアップだけが出展できるエリア」
というユニークなスペースです。

翌年には140社になり、2015年には500社にまで成長。
2020年にはユーレカだけで1400社にまで膨らんでいるので、
約10年で10倍の規模に成長したことになります。

写真は、2015年のオフィシャルガイドでのユーレカ紹介。
他のカテゴリーとともにサンズエキスポの2階になっています。
まだ500社だったので、それで間に合ったのでしょう。
翌16年にはサンズの1階に降りていて、
CES自体の出展社急増とともにユーレカもそのスペースを
広げていったことが分かります。

「創業年数」ではないCESのスタートアップ規定 

「スタートアップ」の基準は何? というと
日本ではよく「創業2年以内」とかいう創業年数で判断したりする例を散見します。
でも、CESのスタートアップ規定は違います。

「その会社が初めて世に出す製品」これが、ユーレカパークへの出展資格の基本。
会社じゃなく製品を中心に据えて、スタートアップかどうかが判定されるのです。

何十年も社歴があって初めて製品を販売するなんて会社はないので、
若い会社が多くなるのですが、
けっして「創業何年以内」なんて硬直した縛りはないのです。

「製品として初めて世に出るもの」
日本だとよく質問される
「実績は?」という質問に
絶対答えられない製品が、1400社を越えて一堂に会する。
これって、ワクワクしませんか?

まさに玉石混交という言葉どおり、
その場で「すごい!」と思うものもあれば「微妙~」「箸にも棒にも」ってものまで。
蓋を開けるまで = ユーレカに行ってみるまで
何に出会うか分からないが、きっと何かに出会えてしまう。

来場者は、その出会いを求めてユーレカに来る。
出展者は、そんな来場者に製品を見せに行く。
それがユーレカパークです。

サンズ1階には、一時期「グローバルテクノロジー」が

ユーレカがサンズ1階に降りてきた頃、
その奥の方にはグローバルテクノロジーという
小さなブースでゴチャゴチャとしたエリアがありました。

サンズの1階は、もともとそんなに天井が高くない場所。
その奥の方にいっぱいに立ち並ぶ10ft×10ft(3m×3m)のコマ割り集団。
このマップを見る限り、ユーレカの出展社数より多かったかも。

最初に足を踏み入れた時の印象は、中華系の出展が多かったこともあって
「九龍城や~!」って感じ。
製品も「beats」そっくりのヘッドホンとかiPhoneそっくりのスマホが、
1ブースだけではなくあちこちにある。
しかも「その場で買えるらしい」という噂も。

CESというIoTの先端展示会とはそぐわない雰囲気を感じた覚えがあります。
CES側も何とかしたかったのか、2018年からは「デザイン & ソース」という名前で
LVCCの南側駐車場跡に建てられた長さ1kmはある超細長いテントに
このグローバルテクノロジーは収容されることになりました。

JAPAN TECHは出展2年目からユーレカパークに出ています ’

2018年。JAPAN TECHはCESに登場したわけですが、
実はこのデザイン & ソースを割り当てられていました。
しかも、超細長いテントの一番遠い端っこ。
Asciiさんの記事では
「気合の入った来場者でないとたどり着けない」
と書かれるほどの場所でした。
ま。CESの場合、初出展社はなかなか思いどおりの場所は
とれないのですが・・・。

それでも、プレゼンステージや他の日本企業との連携、
プレスとビールを飲みながらのミートアップとか。
翌19年からユーレカ出展を果たした
JAPAN TECHの原型は、すでにこの時に生まれていたと思います。

そして、またそろそろユーレカパークの場所取りの時期。
2023年1月。
ラスベガスはCESのユーレカパークで、また新しいJAPAN TECH
お見せできると思いますので、ぜひご期待ください。

注)サンズ・エキスポは2021年よりThe Venetian Convention and Expo Center
に名称変更しています。

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