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「トランジット」って何?

​ー CVスタッフのコラムー
      By 清水保彦(CV プランニング・ディレクター)

【「トランジット」って何?】

9月に「CESまで100日」を過ぎて、
ラスベガスへの航空券の手配もそろそろお済みかと思います。
僕はたいてい関空から飛んでますが、
関空からラスベガスだと、
サンフランシスコかロサンゼルスでトランジット・・・
ん? トランジットって何? という方も
いらっしゃるかと思います。

ということで、今回は「トランジット」のお話。

問題は、イミグレの混み具合

「トランジット」とは、「乗り継ぎ」のこと。
トランスファーとかストップオーバーとか
いろいろ違いがあるみたいですが、トランジットでGO!

関空から飛んでサンフランシスコで乗り換える場合、
だいたい3時間ほどのトランジット時間が取られていると思います。
「3時間? 多過ぎじゃね?」と思われる方。当然です。
降りて乗ってなら、1時間くらいで余裕じゃん! です。

でも、問題はそこが国際空港だということ。
いろんな国から、多くの国際便が到着します。
1機200人乗ってるとして、到着が3機かぶれば
600人がイミグレ(入国審査)に並びます。
審査に1人3分かかるとして、1800分。
審査の列が10本あっても3時間という計算。
たいていは1時間半くらいで済みますが、
それでも1時間半は列に並ぶわけです。

実体験として、まだ列に並んでいる状態なのに
乗継ぎ便の出発時間が迫り、
「○○便の人はいるか?」と呼び出されて
セキュリティに連れられて審査を通ったこともあります。
その時の入国審査の混み具合が、こちら。

ちなみに今度のCESに向けては、
日本で飛行機に乗る時も、イミグレで審査を受ける時も、
コロナワクチンの接種証明が必要です。
(CESのIDをもらう時にも必要です)

早くイミグレを通れた時の狙い目は

コロナ禍の今は、いかにCESと言え、
前ほど入国の人が多いとは考えにくい。
とすると、イミグレもスイスイ通れてしまうかも。
それでもトランジットは3時間。乗り継ぎまでたっぷり時間があります。

僕の場合、イミグレ後の時間を楽しむために
最後の機内食はパスしておきます。
(正直、機内食は美味しくないことが多いです)
イミグレを通ったら、次の便のチェックインを済ませて
空港のフードコートでアメリカ上陸1食目を狙うのです。
フードコートと言ってもバカにはできず、
バーガーのパティをグリルで焼いて出す店もあります。
どデカいコップのペプシと
たっぷりのフレンチフライと食す肉々しいバーガー。
アメリカンジャンクフード(誉めてる)の洗礼です。

他の空港でトランジットの可能性も

CESの時期は、飛行機が取りにくい時期。
関空、サンフランシスコ、ラスベガスという標準的な空路が取れないことも多いです。

たとえば、ハワイのダニエル・K・イノウエ空港経由。
トランジットの平均時間は約6時間。
この間にワイキキまで足を伸ばすとしたら、
ウーバーかタクシー、バスが交通機関になります。
(レンタカーという手もありますが)
ウーバーで片道20ドル強、タクシーで40ドル強。
バスなら3ドルくらいですが、片道50分くらいかかります。
時間をお金で買ってワイキキを楽しむか?
ハワイの空気を吸いながら、
のんびり空港のベンチで本でも読むか?
ま。お財布と相談ということで。

その他、バンクーバー経由、ソウル経由など。
お値段のせいだけでなく、CESに近づけば近づくほど、遠回りの便しか
選択肢がなくなるので要注意です。
(最後はJALのビジネスしか空いてないということも)

あ。サンフランシスコまでは取れたがその先が取れず、
陸路を5時間バスに揺られたという猛者もいました。

たぶん到着日は動けない
 
日本からアメリカまで約10時間。
トランジットで3時間。
そこからラスベガスまで2時間。
順調にいっても15時間の移動で、
ラスベガスに着くのはたいてい夕方から真夜中。
着いた日にそのまま会場に行って準備して・・・
なんて絶対無理だと思います。

会期前々日にはラスベガスに着いていただいて、
前日のCES会場で元気なお姿を拝見できることを
心から楽しみにしております。

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