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はい、皆さん。おウチに帰るまでが遠足です!

 ー CVスタッフのコラムー

  By清水保彦(CVプランニング・ディレクター)

【はい、皆さん。おウチに帰るまでが遠足です!】

と、小学校の先生に言われた方も多いかと思います。
今回CES2022のために渡米した私もまさにこの言葉を噛みしめています。

渡米準備の段階からいつも以上に必要な作業は多かったのですが、
いざ帰国しようとした時、そして帰国後も出国以上にバタバタしたものになっていました。

アメリカにはアメリカ用の書類、日本には日本用の書類

アメリカ入国に必要なPCR陰性証明は、
当然アメリカ側が認める形式でないと役に立ちません。
(ワクチンの2回接種証明書と同じです)
CESのために1月2日に出国したのですが、
そのためには、この書式の証明書を出してくれるところで、
お正月に開いている検査場所を探すわけです。

帰国する時には、今度は逆の作業となります。
日本で通用する証明書を求めて、
しかも土日にやっている検査場所をめざしてラスベガスの広くて真っすぐな道を走るわけです。

証明書の現物を希望する場合は、もう一度取りに来ないといけないので、
たいていみんなメール添付のPDFで済ませます。

これがまた、空港でのひと悶着の原因になるのです。

空港のチェックインではOK
でも、ボーディングでNG

私の場合も、メールで証明書をもらい
スマホ画面提示で空港チェックインを済ませました。
ボーディングパスももらい、荷物も預けた。
保安検査もパスして登場ゲートに向かったわけです。

で、この登場ゲートで係の女性が
「スマホの画面はダメ。現物が必要!」
とおっしゃるわけです。
え~!!
チェックインはこれでOKだったじゃない?
OKだったからパスも発行したんでしょ?

それに対する回答は「スマホ画面だと私は見えない」と・・・。
(僕もちっちゃな字は見えないけど)

「乗れないかもしれない」という事態が、
昔ESTAを知らずに関空まで行って
「乗れません」と言われたことを思い出させました。

日本に到着してからが、またストレスフル

結局、その女性の上司にスマホからPDFを転送し、
それを急いでプリントアウトした上司が
ゲートまでハァハァ言いながら
走って届けてくれて結果オーライ。
意地悪なんだか親切なんだか分からない対応で
飛行機に乗せてくれたわけなんですが・・・。
堕ちるように眠っていた空路の先に
「帰国後隔離」というやつが待っていました。

強制隔離3日+自主隔離11日の計14日間。
(途中で計10日に短縮)
到着が成田空港だったので、
成田空港から強制隔離施設(東京都内)に連行されるわけです。

強制隔離後は成田空港まで運ばれて解散ですが、
公共交通機関は使えないので、成田空港近くのホテルで自主隔離。
(清水は大阪に住んでおります)

隔離場所となった各ホテルさんに文句はありません。
水際対策に協力していただいて感謝しております。
でも、監禁状態のストレスはいかんともし難いものがあります。

支給された、そしてホテルのコンビニで仕入れた
3食のご飯の写真(一部)を見れば
精一杯変化を付けようとしてもなおまったく変化しようのない隔離生活ぶりを
感じ取っていただけるのではないでしょうか。

その後、成田、羽田、伊丹、自宅と、お土産を詰め過ぎて重量オーバーになった
スーツケースをコロコロして移動。

1月2日出国、22日帰宅。
いつになく長いCESの旅が終わりました。

来年は、隔離とか必要ない状態になりますように。

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