ANIME EXPOは40万人超をどうさばいたか
ー スタッフのコラムー
清水保彦(プランニングディレクター)
【ANIME EXPOは40万人超をどうさばいたか】
7月2日から5日までアメリカのロサンゼルスで開催されたアニメエキスポ。
例年どおり、日本パビリオンであるFestivAXの担当者として
現場を無事終了させていただくことができました。
FestivAXを構成いただいた各出展社さま、本当にありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。
内容についてはまたあらためてお知らせしたいと思います。
さて、アニメエキスポ自体は昨年のID登録者数が41万人超。
今年の登録者数はまだ発表されていませんが、
会場にいた実感としてはだいぶ去年を越えているのではないかと思います。
そんな数値の話とは別に、今年現場に来てビックリしたことがあります。
いわば御堂筋を
会期前から全面封鎖
大阪の人間なので、たとえが御堂筋になってしまうことはごめんなさい。
アニメエキスポの会場となるコンベンションセンターの前の道。
上下2車線計4車線の道ですが、なにぶん1車線が広いアメリカです。
道の幅としては6車線ある御堂筋と同じくらいある幹線道路です。
そこを2ブロック。
アメリカの1ブロックはこちらも日本の4ブロックくらいあるので、歩くと30分はかかる長さを封鎖。
もう一度御堂筋でたとえると
淀屋橋から本町の手前くらいまで封鎖されてしまった感じです。
生活道路としても機能している大通りなのですが、
会期前々日には封鎖されてました。
困ってる人も多いかと思いますが、アニメエキスポなので勘弁してください。
てなもんです。
アニメエキスポはこの封鎖空間を
40万人の待機動線とフードコートに使いました。
封鎖エリアの右端と左端、つまりウェストホールとサウスホール
(アニメエキスポの2つのメイン会場)にIDチェックポイントを設置。
まず40万人を2つに分ける工夫です。
例年はサウスホールの入り口をメインとして40万人がここに集中する感じで、
9時開場予定を1時間早めて8時から開場する日もあったほどの混雑でした。
すべてを管理する
という方向への深化
もともとアニメエキスポは
大学の同好会イベント的な存在から出発しています。
それが、アニメグッズ販売の雑多な物販ブースの増加と
アニメ系アーティストの個人参加で
「ここでしか買えない日本のアニメグッズ」と
「滅多に出会えないアニメ系アーティスト作品」を求めるアニメファン集客で
巨大化して行ったという有象無象系の成長の仕方をして来ました。
2024年。これが大きく変わりました。
主催事務局が、会場構成を大幅に変更したのです。
メイン会場であるサウスホールの細かな物販ブースを整理・移動。
コンテンツ企業を中心とした大き目のプロモーションブースを
サウスホールの中心要素としたのです。
これが、アニメエキスポというビジネスを
しっかり管理していこうという
主催事務局の方針の具体化の一歩だったと感じています。
今年サウスホール正面を入った所には、JETROとANIME JAPANのパビリオン。
日本の行政と日本最大級のアニメイベントとの
ビジネスとしての連携をしっかり伸ばしていこうという主催側の志向だと思います。
昨年までそのJETROパビリオンの位置にあったFestivAXは、
少し奥になった場所をいただきました。
内容としては、狐面を自作できるワークショップや
docomoさんの来場者巻き込み型イベント、
アートユニットのオーバーオールズがメタルギアソリッドとのコラボで
運び込んだ車とその後ろに壁面にライブペイント。
そして様々なアニメコンテンツとコラボしたアパレル、
日本のアーティストの作品販売とかで
たぶんアニメエキスポで一番お客さんにウケた
見せるだけでなく来場者と一緒に楽しむ個性的なパビリオンになれたと思っています。
さて、もともと個人的趣味の領域にあるアニメという存在。
「日本=アニメ」という海外での認識を上手に取り込んで成長してきたアニメエキスポ。
ま。ちゃんと管理して方向をコントロールしないと
次の成長を図れないという時期に来ているのかもしれません。
海外展示会を主戦場としている弊社も今後の展開に注目していきたいと思います。
最後に、プライベートな写真を1点。
実は清水。毎年DJとしても参加しています。
今回はFestivAX全体のBGM担当以外に、
メタルギアソリッドをライブペイントしたオーバーオールズの
キーボードさんとコラボしてライブペイント中の音を出していました。
イペント完成後の記念写真とかは
各方面の許可が取れてからお見せしたいと思います。
1日2万歩を越える歩数でこなした2027年のアニメエキスポ。
取り急ぎ清水の個人的な思考も含めた(てか、それが中心 ^^)終了報告でした。
もう一度、FestivAX出展の各出展社さま。ありがとうございました。









