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CESに“落ちる”ことはあるか?

​ ー スタッフのコラムー
清水保彦(プランニングディレクター)
【CESに“落ちる”ことはあるか?】

ときどき出展希望の方から聞かれることがあります。
「CESに通るか落ちるか、いつ分かりますか?」と。

ま。日本語的に分かりやすいので“通る”、“落ちる”を使われていると思いますが、
厳密にはCESに「当選・落選」はありません。
もちろん「CESという展示会の趣旨に合うか」という大きなフィルターはあります。
その基準は「イノベーティブであるかどうか」です。

申請する時に、その製品がイノベーティブであることを分かりやすく書けば、
後はカテゴリーの仕分けに進むはずです。

フードテックだってライフテックだって、
ビューティテックとかゲーミング& eスポーツとか
何十種類ものカテゴリーが用意されています。
この「カテゴリー」を割り振られるだけで、“通る”という感覚は当てはまりません。

ただ、振り分けられたカテゴリーに空いている場所があるかは別問題。
空き場所が無い場合は、ウェイティングリストに載ることになります。

しかし、「いつ分かりますか?」はなかなか難しい質問だといえます。
なにせ4,500を越える出展社のいくつもの製品を、その製品が
「イノベーティブであるかどうか」一つひとつ確認して行くのです。
3月にオープンセールが始まるCES。
たとえば8月の段階でも、かなりの製品申請が溜まっているはず。
申請が遅いと、回答にも時間がかかる。
これは、覚悟しておかないといけないことになります。

​

日本人が
「入試」に慣れちゃってるから?

“通る”“”落ちる”が出てきやすいのは、
「入試」に近い捉え方なのかもと思ったりします。

書類(答案)を出す。
誰かが採点する。
その点数で合否が決まる。
CESでは誰かが「採点」している訳ではないので違うのですが、
この合否判定と同じように思われているのではないかと。

「点数」という判定基準で勝ち抜いて来た方ほど、
CESにおいても
「提出した製品の合否は?」と考えられてしまうのかもしれません。

でも、CESは「点数」で競いません。
もしCESに「採点員」がいるとすれば、それは会場に来るお客さんたち。
「ビジネスの対象になるか?」という基準で、シビアに点を付けてきますが、
それは出展後の話です。

あ。出展前に「評価・表彰」する制度がありました。
CESの「Innovation Awards」です。
2026年度の応募総数は、約3,600件。
受賞数が約350件ほどなので、
合格率はだいたい10%くらいの狭き門。
その分プレスを含む来場者に会期前から「スゴイ!」という評価がもらえます。

ちなみに2027年用のInnovation Awardsは
とっくに応募締切過ぎてますので、
今から「応募したいです」と言わないでくださいね。

それはさておき・・・。
出れる出れないも含めて、
入試のように「他人に決めてもらう」ものとCESは少し違うものだと思うのです。

当落は、他人が決めること
でもCESは自分で決める展示会

すみません。
「自分で決める」って言葉。
分かりにくいかもしれません。

平たく言うと
自分の自由意志で、自分自身で行動する。
といったところでしょうか。

出展申請も、オプションの申請も、
CESでは本来自分でやるようにできています。
もちろん、書き方がややこしかったり、
デザインや施工はプロに頼まないとできなかったりする部分も多いです。

でもCESでは、やろうと思えば全部自分で自由にできる。
JAPAN TECHのようなパビリオンができる前は、
全出展者が自分の手でやってきたことなのです。

JAPAN TECHは
「自分」が集まるパビリオン

JAPAN TECHが経産省予算のJ-startupと違う点は、
まずパビリオンにかかる費用を出展社自身が分担しているところ。

そして、出展社の自由意志で出展ユニットをカスタム化できるところ。

パビリオンの内側に向けてではなく
外側に向けたステージで、
直接来場者に語りかけるピッチができるところ。

出展者限定ではなく、
プレスやビジネスターゲットを招待するミートアップがあるところ。

出展者が自分の声で
製品をアピールしようとすることをサポートするのが
JAPAN TECHなのです。

​

主役は主体的に行動する「自分」。
全部手取り足取り、間違いの無いように
先回りしてケアしてしまう「護送船団」方式ではありません。

視察にいらっしゃる方も、
JAPAN TECH以外でCESに出展される方も。
ぜひ、JAPAN TECHを訪れてみてください。

パビリオンという「全体」の姿ではなく、
それを構成している「個々の出展者」に注目いただき、
ご自分の言葉で質問してみてください。

ちなみにJAPAN TECHの招待制ミートアップは会期2日目の1月7日。
参加ご希望があれば、
招待フライヤーをお送りしますので、ぜひお申しつけください。​

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