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CESの聖地ラスベガスの現地情報Vol.24

 ー CVスタッフのコラムー     
By 田中 かおり(CV コーディネーター)

【CESの聖地ラスベガスの現地情報Vol.24】 

ラスベガスの近況
ここ最近、街全体が活気を取り戻し、活発化しているニュースが多いラスベガスに
また一つ、日本人旅行者が徐々に増えているという待ちに待った嬉しいニュースが加わりました。
日本ではゴールデンウィークということもあり、4月後半から5月前半にかけて、
多くの日本人旅行者が、ラスベガスに来られました。
コロナでどこにも行けなかったので、思い切ってラスベガスに弾丸旅行で来られた方、
30年間、毎年ラスベガスに遊びに来ていた方が2年ぶりにようやくいらっしゃったりと、
円高なんてなんのその。
それよりも、海外に行ける喜びの方が大きかったようです。
その際、私も久しぶりにホテルに立ち寄ってみましたが、
ホテル内やレストランで、見知らぬ日本人旅行者とすれ違ったり、
お会いする機会が増えてラスベガスに住む者としてとても嬉しかったです。

また、以前のメルマガでも少し触れた通り、近年、他州からラスベガスに移り住む人が増え、
ここ2年で最高の人口増加率を示しています。
クラークカウンティーの発表によると、2022年の人口は675,592人で、
2010年比(584,576人)で、15.57%増加しています。

人口増に伴い、住宅家賃の価格が急上昇しており、
ラスベガスのあるネバダ州が家賃の上昇率でアメリカ全州のトップ5になり、
現在、家賃平均は約$1800(約23万4000円)です。(2019年比で34%上昇)。
それに加えて、物価やガソリンも上昇しています。
レストランでは、1皿の値段が$2~$3の値上げ。
日本円に換算すると約260円から390円の値上げで、
アメリカ名物の山盛りが減って、1皿のボリュームが減るなどしていて、
お店に行くと、あれ?前はこんなに少なかったかな?と思うこともよくあります。
スーパーマーケットの食材も同様です。
特に日本産の食材がアメリカに入ってこない現状が値上げに拍車をかけており、
私たち日本人には大きなダメージです。
もともと安いガソリンも同様で、1ガロン(3.79リットル)が$2(約260円)程
値上がりしていますので生活が圧迫されていると感じる人が多いでしょう。

上のリポートにもある通り、インフレの進むアメリカにおける
価格上昇はラスベガスも例外ではありません。
しかし、それでもカリフォルニアなどの他州に比べれば
物価も安く、生活しやすいラスベガスには
これからも多くの人が移り住んでくるでしょう。
そして、エンターテイメントの街ラスベガスには
これからも多くの人が世界から集まり、
イベント、展示会で目が離せない街であることは
これからも変わらないので、これからのさらなる発展が楽しみです。

ラスベガスの東側あるゴルフ場も4月に営業を終了し、
1600戸以上の住宅街に生まれ変わる予定です。
その他にも南西部など郊外に住宅の建設が進んでいます。

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