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CESの聖地Las Vegasの現地情報Vol.14

― CV Report― 
  By 田中かおり(CV USAコーディネーター)

【CESの聖地Las Vegasの現地情報Vol.14】

~ラスベガスの現状と、マッカラン国際空港について~

CESの聖地Las Vegasの現地情報Vol.13でもお伝えしましたが、
CDC (米国疾病予防管理センター)は、
新型コロナウイルスの拡大防止等のため、
1月26日以降に空路で米国に入国する全ての旅客に対し、
米国への出発前3日以内にウイルス検査を受け、
米国行きフライトに搭乗する前に航空会社に、
陰性の検査結果を提示すること、
誓約書(Attestation)を提出すること等を命じ、
これを米国入国の条件としました。
対象者は、米国に空路で到着する全ての者で、
米国市民やグリーンカード保持者、
米国を経由(トランジット)する場合も対象となります。

対象者に求められることとして、
(1)米国行きフライトの出発前3日以内にウイルス検査
      (核酸増幅検査または抗原検査)を受け、
    陰性の検査結果(書面またはコピー)を搭乗前に航空会社へ提示
ア.陰性の検査結果の記載要件
イ.過去3か月以内に受けた検査で陽性であった場合は、
[1]当時の検査結果(陽性)及び
[2]COVID-19から治癒し渡航に支障がない旨を
        記載した資格のある医療提供者
        又は公的保健機関発行の署名付き文書(letter)をもって
        陰性の検査結果に代えることができる。
(2)宣誓書(Attestation)を搭乗前に航空会社に提出

◎詳細はこちらでご確認下さい。
・CDC:本措置の発表文
https://www.cdc.gov/media/releases/2021/s0112-negative-covid-19-air-passengers.html
・CDC:命令文、宣誓書(Attestation)フォーマット、「よくある質問」
https://www.cdc.gov/quarantine/fr-proof-negative-test.html
・CDC:「Testing and International Air Travel」
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/testing-air-travel.html
在サンフランシスコ日本国総領事館
HP : https://www.sf.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

…とはいえ、上記の条件を満たした上でアメリカに入国しても、
アメリカ国内ではコロナ禍が続いておりますので十分ご注意下さい。

州によって規制は異なりますが、
現在のラスベガスは、
お店や施設は35%のキャパシティでの営業ですが、
3月15日以降は50%のキャパシティーになります。
これには、ヘアサロンや、ネールサロンなど、
今まで規制が厳しかった業種も含まれます。
また、インドア・モールやコミュニティー・センター、
スポーツ&レクリエーション・センターなども
50%のキャパシティーでオープンできるようになります。
また、MGM社から、The Mirage、 Mandalay Bay、
そして Park MGM が24時間営業を3月3日から
再開すると発表がありました。
ただ、ナイトクラブやストリップクラブなどの
濃厚接触のリスクのある業種の営業は
少なくとも5月1日まで禁止されています。
コンベンションの再開予定はまだ発表されていませんが、
11月に予定されているSEMAは、
今のところ、開催される見通しです。
ワクチンの接種も進んでいますし、
感染者数も減少傾向にありますので、
早く「普通」の日常生活が戻ってくるよう祈っています。

ラスベガスの空の窓口マッカラン国際空港について

この空港は1940年以来開港から
多くの国際線、国内線の離発着があり、
1日1500便以上、年間4800万人もの利用者で
全米第8位を誇る国際空港です。
2021年現在日本からの直行便はありませんが、
例外として毎年CESが行われる1月上旬に日本航空が 
日本―ラスベガスの直行便を運航しています。
この直行便は便数が少ないため金額が高くなりますが、
CESの利用者で毎年満席なるほどの人気です。
過去に直行便は運行していましたし、
直行便が復活する計画は何度か出てはいます。
直行便ができれば、東京―ラスベガスを10時間ほどで
移動できることになりますのでとても便利ですね。

ラスベガスに来られる旅行者のほとんどが
どこかの空港を経由して来られるので、
その際は日本からアメリカに最初に到着した空港で
入国審査、通関の手続きが必要となります。
日本を飛び立った際の機内で手渡される入国審査の書類は
機内で記載して下さい。
その際滞在先の記載が必要なので、
ホテルや滞在先のアドレスの控えを準備しておくと便利です。
乗り継ぎ空港に到着すると、ほとんどの場合、
一度スーツケースを受け取ることになります。
逆に、マッカラン空港から日本に向けて出発する際は
スーツケースは途中で受け取る必要はなく、
日本の空港のBaggage Claimで荷物を受け取るので楽ちんですね。
不安な方は、飛行機に乗る前に
空港のチェックインカウンターに聞いてみると確実です。

マッカラン国際航空に着き、
飛行機を降りるとまずモノレールに乗り、
スーツケースを受け取るBaggage Claimへと移動します。
ターミナル1に向かうBule Lineと
ターミナル3に向かうRed Lineの2つのモノレールがあり、
このモノレールを間違えると別の場所に到着してしまうので、
ご自身が乗ってきた飛行機の航空会社を確認してくださいね。
確認は、空港内の画面(電光掲示板)にも表示されています。

マッカラン国際空港には、
ターミナル1とターミナル3があり、
ターミナル1に到着する航空会社は
アメリカン航空、デルタ航空、サウスウェスト航空など。
ターミナル3に到着する航空会社は
ユナイテッド航空、ハワイアン航空、アラスカ航空、
エアカナダ、ヴァージンアトランティック航空などです。
発着にはイレギュラーもありますので、
飛行機を予約した際、直接空港で再確認をお勧めします。
次回のコラムでは、空港を出てからの移動手段についてお話します。

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