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CES2021を振り返って2

― CV Report― 
  By 吉野昌秀
   (クリエイティヴ・ヴィジョン・プロジェクトマネージャー)
 
【CES2021を振り返って2】

デジタルでテックを結ぶCESのさらなる可能性

CES2021が史上初となるオールデジタルでの開催を決定したのが昨年の夏。
それ以降、出展社、来場者にとって重要な要素である
デジタル上での展示に関する詳細の発表が大幅に遅れ、
特に出展社にとっては暗中模索の日々が続きました。

そしてスタートしたCES2021ですが、
弊社プランニングチームが予想した通り、
1957社の出展社群から
来場者、メディアがどのように
自社ブースにたどり着いて、サイトを見るのかという
事前から予想された課題が、

はっきりと浮き彫りとなった…というのが
CES2021を体験しての印象でした。

特に、複数の出展社をとりまとめている
グループパビリオン(国別パビリオン)運営者にとっては、
いかに自国の存在感を訴えていくかは、
限られた情報と準備時間の中で、頭の痛い問題だったかもしれません。

そのような状況の中でも、
プレミアムプラスパッケージ(CTA非会員:US$85,000-)
の出展社に与えられる
公式カンファレンスへの出展社紹介動画配信や、
3D展示空間での演出を活用した
台湾パビリオン(TaiwanTechArena)の展示手法・取り組みは、
パビリオンとしてのデジタル出展の見せ方を
示した好例であったと感じました。

また、バーチャルブースという選択肢があることで、
ラスベガスに来場できなかった
より広いターゲットへの訴求方法という意味では、
次年度以降にハイブリッド化する予定の
CES2022でのデジタルコンテンツの充実は、
出展効果を上げるための鍵となるのかもしれません。

 

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