JAPAN TECH NEWS vol.1
CES2019 開催まで、あと18日!
みなさん、ラスベガスへの旅の準備は整いましたか?
JAPAN TECH PROJECTのメンバーがCES情報のアレコレをお届けします!!
■■■ コラム vol.01 ■■■
【CESは、企業ではなく「製品」の展示会】
世界的知名度のある会社は、たとえば「今年のトヨタはどんな発表をするのだろう?」
「Intelは何を出すのだろう?」といった興味で人が集まります。
しかし、本来CESは「製品」に焦点を当てた展示会です。
特に、スタートアップに限定されたエリアであるユーレカパークは、
スタートアップが最新の製品(それがモックアップであっても)を展示するエリア。
来場者の多くは「ユーレカに行けば、革新的な何かと出会う可能性が高い」と期待しています。
出会いたいと思っている来場者を、自社の製品にどう出会わせるか?
それを考え、実現することが、CESへの出展の仕方のポイントになるはずです。
【CESは、説明ではなく「メリット」を示す展示会】
・その製品の作り方を説明する。
・細かな技術情報やデータを、説明パネルで詳細に提示する。
これらは、CESではあまり受け入れられません。
来場者は、その製品に「何ができるか?」「それが世に出ることで何が変わるのか?」という、
いわばメリットを素早くつかもうとしているからです。
なにせCESは出展社数だけでも4,500を超える展示会。
興味に素早く応えなければ、来場者は次の何かを求めて移動してしまうのです。
まずその製品に何ができるかで興味をつかむ。
そして話に引き込んでから、必要なら詳しい説明をすればいいのです。
たぶん、細かな説明パネルは誰も読みません。
【CESは、「出会いの魔法」の展示会】
とても一人ではすべてを回り切れないCESですが、それでも毎年多くの出会いと新しいビジネスが生まれています。
CESを主催するCTAは、これを「出会いの魔法」と呼んでいます。
来年の1月は、もうすぐそこ。プロジェクトメンバーは一足先にラスベガスに入り、皆様を「魔法の国」でお待ちしています。
※ただし、この魔法の国。環境としては過酷です。元々砂漠ならではの極度の乾燥、その結果の静電気。人の多さから来る絶望的なイスの無さ。足の疲れないクツと、ミネラルウォーターは必需品だと思います。(水も中で買うと高いので、近くのコンビニ等で用意することをお勧めします)
JAPAN TECH booth No. 51653
(JAPAN TECH PROJECT 清水 保彦 著)