【CESの聖地ラスベガスの現状報告Vol.7】ショーの情報など
― CV スタッフのコラム ―
By 田中 かおり
【CESの聖地ラスベガスの現状報告Vol.7】
ラスベガスで開催されるショーの情報
まずは、嬉しいお知らせです。
コロナ禍によってラスベガス・ストリップがシャットダウンされた以降、
カジノやホテルがオープンした後も閉鎖されていたショーが
7か月振りに一部再開されることが決定しました!
今のところ開催されるだろうというショーは下記の通りです。
・シーザースパレスのAbsinthe (10月28日~)
・ストラト・ホテル(旧ストラスフィア)の
マイケルジャクソンのそっくりさんショーMJライブ(11月4日~)
・デビット・カッパーフィールドのマジックショーを
はじめとするMGMリゾートグループのショー (11月6日~)
これらの開催に伴い、他のショーも追随するような気配です。
シルク・ド・ソレイユはまだ確定情報がないのですが、
ニュースが入り次第アップデート致します。
ラスベガスのエンターテインメントも少しずつですが、回復の兆しが見えてきていますね。
そのほか、
ラスベガスがあるネバダ州はコロナ対策ため、
集会の上限を10月に50人から250人に緩和しましたが、
さらに、許可があれば250人以上の集会も可能になり、
11月に車のコレクターのオークションがコンベンションセンターで開催される予定です。
これをきっかけに、他の展示会が再開されることを願います!
その後のラスベガスのホテル
ラスベガスのメインの通り(ストリップ)にある
クロムウェルカジノが10月29日に再オープンします。
このホテルはラスベガスで初の21歳未満立ち入り禁止
(一部レストランは全年齢対象)のホテルですが、
これでストリップに面したホテルはすべて再オープンしました。
ポーカー・トーナメントで有名なリオホテルや
ローカル・カジノホテルはまだ再オープンしていないところもあります。
また、アンコールホテルは、10月19日より全館週末のみの営業になります。
毎週木曜午後2時から月曜正午までの営業でそれ以外は客室、カジノ、レストランなど全てが閉まります。
その為、アンコールのポーカーテーブルが
お隣のホテルのウィンに移動するなど、
平日の旅行者が減少しているため対策に追われているホテルもあります。
写真:閑散としたカジノホテルの様子
また、ラスベガス・ダウンタウンでは、10月28日に、Circa Resort & Casinoがオープンしました。
コロナ禍でのカジノ・ホテルのニュー・オープン。
世界最大のスポーツ・ブックが売りの大型ホテルです。
スポーツが開催されてなくても、旅行客が少なくても、
とにかく開けてしまう…ラスベガスの底力を感じます。
住民の生活
住民のコロナ禍の生活というと、
アメリカ国内(特にロサンゼルス)からの旅行者が増え、
週末は賑わいが戻りつつあります。
コロナと共存していかないといけない為、
どのお店やホテルに入るにもマスクの着用が義務化されていて、
常にマスクをしているのが当たり前になっています。
(マスクを持っていない人は入り口でもらえます)。
入場の制限や営業時間の短縮をしながら、
通常営業しているお店がほとんどで、不自由のない日常を過ごしています。
しかし、レストランなどでは、
手洗い消毒やグローブの着用などが徹底されていないところもあるようで、
今後も感染者が増えてしまう状況にあるとは思いますので、
引き続き気を付けて生活したいと思います。
大統領選挙
11月3日に行われた大統領選挙。
本日、11月6日現在でも結果がでていません。
ただ、現在の状況を鑑みると、選挙後も混乱が予想されるので、
激戦地区となっているラスベガスのあるネバダ州で暴動などが起きないことを祈る限りです。
そして、次期大統領にはコロナの収束や、経済復興、世界平和などに
積極的に取り組んでほしいと思います。
その他のイベント
ラスベガスに本拠地を持つフットボールチーム、レイダースのゲームや、
地元の大学のフットボールも無観客で開始されています。
10月30日(日本時間の11月1日)に行われた
WBA・IBF統一バンタム級タイトル防戦では、
同級王者の井上尚哉選手が見事な勝利を収めました!!!誇らしいですね。
今回は残念ながら無観客での試合となりましたが、次回はぜひ観戦に行きたいと思います。
また、ショーの再開の最新情報などわかりましたら、
随時アップデートしていきますね。