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写真を見て、泣く

ースタッフによるコラムー
清水保彦(プランニングディレクター)
【写真を見て、泣く】

いきなり「?」なタイトルですが、
CES2025が終わって、
落ち着いてこの写真を見ていると、なんかウルっと来たりするのです。

別に何の変哲もない写真。
JAPAN TECH出展社の方々と一緒に撮った記念写真。

ただ、この写真が1st Takeだったこと。
清水は覚えているのです。

「オーってやりましょう!」
と言う前の写真

この後、実は3カットくらい集合記念写真は撮っています。
つまりこの写真は、端はここまで。もっと真ん中へ。
と、画角を決めただけで撮った写真。
「みんなでオーってやりましょう」
とか清水が言い出す前の写真です。

たぶん一番「素」の顔で写っている写真。
(声かけ前なので、ポーズしてる人は自発的です)
だから、見ているといろんな想いが浮かぶのです。

30社、そして清水
それぞれのドラマ

CESでの清水の役割は遊軍的で、
JAPAN TECHに張り付いていたわけではありません。
なので、会期終了までの数日間に
各出展社の方々に何があったか
すべて見ていたわけではありません。

でも、接触を持ったポイントごとは
そこそこ濃い体験を共有していました。

施工スケジュールと出展社さん側の予定のズレとか。
JAPAN TECHの全体スケジュールと
出展社さん個々のデモのバッティングとか。
想定を越えた電気容量使用とか。
アメリカならではのネット回線の遅さとか。

その度に、説明したり、謝ったり、隠し玉を投入したりして、
心情的には「一緒に」事態を乗り越えていました。

相変わらずイスの少ないCESで、
「しゃぁない、地べたに座って食べるか」
と思って座ろうとしたら、
出展者の方が先に地べたでご飯食べてたり ^^

出展者の方に泊まってるホテルの話を聞いたら、
「安かったからストラトスフィアの北で」
「モーテルタイプの1階の部屋に泊まってます」と。
え~ ! 大丈夫? と思って質問したら、
「大丈夫じゃないです」
「窓から中をのぞかれるし」
「夜中にドアをドンドンたたかれます」とか。

う~ん。だから、説明会でも言ったじゃん。
ストラトスより北はダメだって ^^

個人的には、英語に不安のある清水が一人で、
砂漠のまっすぐな道をウーバーに乗って、
機材の部品を買い出しに行ったり。

そこでしばらく「待て」がかかり、
iHopに入ってコーヒー来た瞬間にトランシーバーでお呼びがかかり、
後ろ髪引かれながら戻ったり。

きっと同じようなことが、
出展30社の皆さんそれぞれにあったと思います。

清水が知らなかったことまで全部含んで
いろんなことが集まっているこの写真。
ウルっと来ないわけないですよね?

また来年のCESで、
こんな記念写真を皆さんと撮りたい!!
それを切に願っております。

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