CESのTips~その2
ー CVスタッフによるコラムー
By 清水 保彦(CV プランニングディレクター)
【CESのTips~その2】
さて、CESのTips 2回目です。
今回は、実際にラスベガスに着いてから、CESに入ってからの豆知識。
一つでも役に立つものがあれば…と願って、いざ開始です。
木箱の梱包は、ネジで
CESでは、たいてい会期前日に出展製品を配置されると思います。
手で持てない重くて大きいものは、梱包されたまま現場に届いています。
開ける時はいいんです。
問題は、会期終わりで再梱包する時です。
木箱とかクギで止めていると、帰る時の梱包に使えないのです。
(クギは使えても、穴が開いてしまっているので効きません)
ということで、木箱は梱包する時から
「ネジ」か「ボルト」を使う。
取っておいて帰りの梱包でまた使う。
それが大事です。
CESで何歩歩くか?
写真は、ヴェネティアンエキスポの1階。
ユーレカパークにただ入って出て来た感じの距離を、
Google Mapで測ってみました。
だいたい800mです。
これがそこそこちゃんと見て回るとしたらたぶん4~5倍。
3.2~4kmくらいになると思います。
人間は1kmをだいたい1,400歩くらいで歩くと言われています。
つまりユーレカパークだけで4,480~7,000歩。
2階もCESの会場ですから、両方回って8,960~14,000歩。
ま。間を取って1万歩ですね ^^
清水の場合、仕事でいろいろ回ります。
で、毎日2万歩超えてました。
「歩きやすい靴」。必須です。
ポケモンGOは「いつでも冒険モード」で。
車は頭から駐車
ラスベガスで経費を抑えるために、
少しでも安いホテル(遠くなる)に泊まってレンタカーに乗り合わせて会場に向かう。
という手があると思いますが、その時のレンタカーの駐車方法です。
アメリカの駐車スペースでは
頭から突っ込んでバックで出るのが基本です。
「そんなの勝手やろ!」と思われますが、
前向きでないと怒られる駐車場もあるので要注意です。
(入口に看板出てると思います)
アメリカは後ろにしかナンバープレートが付いてない車も多く、
バックで入れると前しか見えないのでナンバーが確認できない。
そう。
警察とか施設の管理者がパトロールしているのです。
その時ちゃんとナンバー見えるように停めてね。
です。
アメリカは駐車場自体が大きいので、頭から真っすぐ入れて真っすぐバックでOK。
セコセコした切り返しとか要りません。
一度体験すると、日本でも頭から停めたくなるはずです。
空港チェックインには締め切りあり
CESが終わって帰国する際、当然空港でのチェックインがあります。
これには各航空会社でチェックイン自体と
荷物の預け入れのそれぞれで締め切り時間が決められています。
この締め切りを越えると、
チェックインできない、荷物が預けられない、
つまり飛行機に乗れないということになるわけです。
問題は、CESの来場者数です。
2024は、たぶん15万人を超える人が参加します。
その人たちが空港にも押しかける。
実際、2023の最終日午後のハリーリード空港では、
航空会社カウンターまで3時間並ぶという事態が発生。
列は空港建物の外にまで続いていたとか。
出国検査がIDチェックのみになって高速化したりしましたが、
それでも予定のフライトに乗れなかった人はいたみたいで、
SNSには深夜まで「自分は乗れたけど隣が空席」
「預け入れあったらヤバかった」
的な書き込みであふれていました。
(ターミナル1は空いていたらしいのが不思議でした)
今お考えの時間より、
少し早く空港に着かれることを進言します。
あ。ESTAやってない
ということで、2回目の「CESのTips」
いかがでしたでしょうか?
一つでもお役に立てば。 とか書きながら、
「ESTA。忘れがち」と書いた本人がまだESTA申請やってません。
自分の反省も含めつつ、何かのお役に立てば幸いです。