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CES2022 Post Show レポート (統計)

ー CVスタッフのコラムー
  By吉野昌秀(CVプロジェクトマネージャー)

【CES2022 Post Show レポート (統計)】

度重なる感染症拡大や渡航規制のなか、
厳しい感染症拡大防止ルールのもとに開催されたCES2022。
先日、来場者統計の数値が発表されたので、今回のメルマガではその内容をお伝えします。

【来場者】
例年4日間で合計17万人とも言われている来場者ですが、
今年は海外からの渡航が制限されていたため、全体での来場者数は44,500人にとどまりました。
また米国内・海外の比率ですが、全体の68%が米国内からの来場者と
なっていたようです。

【デジタルアクティベーション(デジタル展示ページ)の閲覧者】
こちらは合計で40,100人と発表されています。
また、デジタルにも関わらず、全体の62%が米国内からのアクセスとなっており、
会期前より主催者であるCTA側が意図していた渡航できない参加者へも
CES参加の機会を設けるという点は、強く反映されていなかったようです。

【参加国数】
合計133ヶ国ということで、例年通り国際色が豊かな点は変りはないようです。

【メディア参加】
全体では3,185人のメディア・記者が参加され、そのうち1,878人は
実際に会場へ訪れたという統計です。
米国内・海外比率は来場者よりも近くなり、米国内からの参加が59%、
海外からの参加が41%となっています。
またメディアカバレッジは177,000と報告されています。

【出展社】
最終的に2,279社がCES2022でブースを出展という統計になっています。
興味深いのは、海外からの出展社比率が
来場者・メディアと逆転していることで倍近い数 (1,563社)が
海外からの参加となっていました(米国内からの参加社数716社)。
2021年11-12月にかけて、出展者が急増しているようですが、
これは規制が緩和されたニュースなどとも関連しているのかもしれません。

また、スタートアップの出展社数が886と全体の三分の一近くを占めています。
弊社が毎年ユーレカパークで開催しているJapan Tech Projectの会場に
そのほとんどが集結していたことになりますが、
現地での会場の賑わいを振り返ってみると納得の数字という印象です。

【カンファレンス・キーノート】
全世界で1,700,00人が視聴したということで、従来のCESにはなかったデジタル化の恩恵を
一番大きく受けた点であるかもしれません。
会場の雰囲気などは現地でしか味わえないものですが、
出展者・来場者ともに、世界からの情報を得る手段としては
今後さらに活用していくことで、CESをまるごと楽しめる要素ではないかと考えられます。

資料文献
https://cdn.ces.tech/ces/media/about-images/ces2022_numbersinfographic_final.pdf

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