​ ー CVスタッフのコラムー     
By 清水保彦（CV プランニング・ディレクター）

【アメリカ飯”について考える】

アメリカ飯って何だろう?
たとえば地球の歩き方ラスベガス編で「カフェ、レストラン」を見ると
ステーキハウス、ハンバーガー、カフェバフェ、イタリアン、中華、メキシカン等々
山ほど載ってますが・・・。

これって確かにラスベガスで食べられるご飯だけど、
アメリカ飯ばっかりじゃないよね?

ステーキハウスなんか実にアメリカっぽいけど、
一人100ドル超えるようなレストランはアメリカっぽくないし。
気さくにメキシコ料理とかでタコスつまんでも、
それはメキシコ料理だし。

ということで、
個人的に「アメリカ飯やなぁ」と思ったものを
勝手にピックアップしてみました。
はい。完全に「お上りさんの食事情」です。

IHOP（アイホップ）のパンケーキ
初めてラスベガスに行った時、
渋滞を避けるついでに晩ご飯に寄った有名なファミレスチェーン。
「日本人。大丈夫か?ウチのパンケーキは5段重ねだぞ」
「3段にしても、根性無しとは言わないでいてやるぞ」
とかなんとか言われたと思ったので、
「大丈夫や! 5段重ねでド～ンと持ってこいやぁ!」
と注文。

切り分けていると、ドンドン量が増える ^^
メイプルシロップも、
やたら大きなピッチャーで付いてくるし。
「甘い味のものを大量に食べる」
のがアメリカ飯の基本だと
お腹の底から思い知らされたパンケーキでした。

​

SUSHI WAY の食べ放題
アメリカなのに、お寿司です。
食べ放題だけじゃなく、単品でも注文できますが、
食べ放題がメッチャ“面白く”てお薦めです。

食べ放題システムは、「All You Can Eat」という名前。
ランチで20ドルちょい、ディナーで30ドルくらいなので、
大きな巻きずし2本頼むのと同じくらいで食べ放題です。
方式は、メニューを見てオーダーして持ってきてもらう形。

で、メニューがなかなか・・・、
これがかなりアメリカなのです。
Green Monsterとかはあぁアボガドね。と想像できますが、
Sexy Lazy Specialとか、Sexy Bombとかある。
メニューは写真付きじゃないし・・・。

想像しかふくらまないので、何が出るか確かめるために頼む。
頼み放題なので、他にも山ほど頼む。
で、一気に出てくるのでどれがSpecialやらBombやら ^^

と、わいわいエンターテイメントとして楽しむのも
あぁアメリカ飯やなぁ、と思ってしまうのです。
※お寿司自体は日本のたいていの回転寿司に勝つ程度には美味しいです。
たまにジャムとか乗ってますけど。

プレスルームのお弁当
CESのプレス用ランチボックスなのですが、
中身はすごくアメリカンランチのオーソドックス。

​
  
・半分でお腹いっぱいになるサンドイッチ
・Lay’sのポテトチップス
・リンゴそのまま1個
・クッキーの小袋
・コーク

日本のお弁当ケータリングだと多少の変化もあるのですが、
アメリカの（CESの?）支給ランチは毎日ほぼ同じ。
ポテチとリンゴとクッキーはいつも入ってます。

スタバとかのカフェでも、ポテチとリンゴとクッキーは定番です。
特にLay’sのポテチは、朝によし、昼によし、夜によし。
アメリカ飯の基本アイテムではないかと感じています。
「おやつ」ではなく
立派な「ご飯」として認知されている点が、
すごくアメリカ飯だと思います。

結局、このコークかも
​
ポカリのボトル（500ml）で大きさをお感じください。
さすがに、飲み残しました。
残したまま店を出ようとしたらお店の人から
「コーク残ってるけど、持ち帰りカップ要る?」
とありがたいお言葉。
で、メガサイズの紙コップにストロー刺して持ってきてくれる。
飲み残した分ではなく、新たに満杯にして。

あぁ、アメリカやぁぁぁ。
と思った瞬間でした。​