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展示会におけるブーススタッフや通訳の役割

ー CVスタッフによるコラムー
By 田中かおり(CV コーディネーター )
【展示会におけるブーススタッフや通訳の役割】

CES2024まであと2か月半。
毎年、あっという間にこの時期を迎えるのですが、
このタイミングで出展者さんから
ブースの運営に関するお話やご依頼を多く承ります。
その中でも相談が多いのが、
ブーススタッフや通訳をどうするかということです。
弊社でも現地で経験豊富なブーススタッフや通訳を
毎年手配させていただいておりますので、
今回は、展示会におけるブースをお手伝いするスタッフの重要性と、
スタッフ自身の心意気についてお話したいと思います、

ここでのブーススタッフ、アテンドとは、
出展者さんと来場者を繋ぐ架け橋として重要な役割を担うバイリンガルのことです。
来場者がブースに立ち寄りたくなるような愛嬌のある声掛け、
ネイティブの心に響く表現の仕方でまずは商品に興味を持ってもらうよう
注力します。

とにかくブースに立ち止まってもらわないと話になりません。
また、立ち寄った人がどれくらいの本気度で話を聞きたいと思っているかを即座に見分け、
アプローチの仕方をその場で変えていきます。
ただ単に英語が話せるからと言って誰でもができることではないのです。
そして、各社の製品のセールスポイントやどこが素晴らしいのか、他社との違いなど
出展者さんの思いが詰まった製品を来場者の心を掴む話し方で紹介をしていくのです。
展示会自体は3日間や4日間の間だけですが
期間内はアテンド、通訳自身もその会社の一員となり、
新しいクライアントと交渉し、
アメリカでの成功に少しでも貢献できるように精一杯務めています。

また展示会が終わると、出展社の方は、
来場者の中から見込みのある方たちに向けてアプローチをされていくわけですが、
特にCESでは名刺を持ち歩いていないない来場者が多いので、
(持ってきたけど、配りすぎて品切れ、なんてことも大いにあります)
来場者が胸から下げているバッジをスキャンするだけで、
相手の名前はもちろん、会社名、メールアドレスといった情報を得ることができる
バッジスキャナー(有料)と呼ばれるデバイスやアプリがあります。
それを活用することで、展示会終了後、すぐにメールで
アプローチすることが可能です。
アメリカの展示会の醍醐味の一つは、
ものすごいスピードでビジネスに繋がることですので展示会後の連絡のやり取りは時間が勝負です。

もらった名刺や、手書きでメモしたメールアドレスをまとめて
そこからメールでコンタクトをとる手法では一足、二足遅れをとってしまいます。
便利なデバイスを使うのも、
展示会の費用対効果をあげる重要なツールですのでご参考にされてくださいね。

私たちは、出展するだけのサポートではなく、
出展したその先に広がる
アメリカでのビジネスの成功を見据えたサポートを心がけています。

来年早々に行われるCESに向け、
ラスベガス現地でも出展者の皆様をお迎えする準備を進めています。
年明けに皆様に会えることを楽しみにしています。

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