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現地スタッフである私の影の仕事

 ー CVスタッフのコラムー     
By 田中かおり(CV コーディネーター)
【現地スタッフである私の影の仕事】

CES2023 が昨年以上の盛り上がりを見せた中、
CVが関わらせていただいた日本企業様が
CES2023に出展して大きな成果を上げられたこと、
無事に日本に帰国されたという報告を受けました。
細部にわたって現地ラスベガスでの
サポートを担当させていただいた私にとって、
それらの報告が一番の喜びです。
今回お目にかかれた皆様、また残念ながらお目にかかれなかった皆様、
本当にありがとうございました。

【影の現地スタッフ】
今回は、現場に突如現れる現地スタッフである
私の役割についてお話したいと思います。
CESについては、大きな動きが出始めるのは10月末ごろからです。
出展者さんのご要望に合わせて、
現地のリサーチ、交渉事をスタートします。
その後、準備が進むにつれて
出展ブースに必要な荷物等々が
ラスベガスの倉庫に到着します。
内容物の確認など、日本スタッフと連携を取りながら
皆さんを迎え入れる準備を着々と進めます。
コンベンションセンターへの搬入は12月末ですが、
会場のブースが何もできていない時期から
私の会場のチェックは始まります。

ラスベガス倉庫に届いた荷物を、大きな車にぱんぱんに詰め込み、
いざコンベンションセンターへ。
会場も大きく3か所あるので、降ろし間違えると混乱を招くため、
各会場のBoothに慎重に搬入していきます。
この作業は、もちろん一人ではできませんので、
日本のスタッフや、弊社一番の力持ちである
社長自らが率先して運び入れます!

その後、会場の施工が着々と進み、
日本からは出展企業さんが到着されると
海外ならではのいろいろな質問やお困りごとが出てきます。
体調不良や、紛失物、現地で急遽必要になるものなど…。
このような現地で出来るすべての可能性を探り
一番最適な方法を出展者さんに
提案し、安心して出展していただくこと、
それが私の仕事です。

今回心残りだったのが
各ブース、出展者さんのハプニングや
お困りの問題に対応していたため、
西村経済産業大臣が日本企業を回られて
出展者さんとお写真を撮られた時も、
残念ながら私はどこのブースの写真にも
写っていないということですが、
影武者なのでそれもいたし方ないことかなと思っています。

日本の皆様は、アメリカに出展される際、
不安も多くあるかと思いますがご安心ください。
ラスベガス現地で、お困りの際はサポートいたします。
CES2024で、また別の展示会などで
日本からいらっしゃる皆様に
お目にかかれる日を楽しみにしています。

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