ー CVリポートー
By 加藤浄海（CV CEO）
【CES 2024を振り返って】

おはようございます。
クリエイティヴ・ヴィジョンの加藤です。
先週、世界最大のテクノロジーイベントである
CES2024が1月9日から12日の4日間、ラスベガスで開催されました。
CESには10年以上、継続して参加しており、イベントの変化を、身をもって経験してきた私が
コロナが明けて本格的なCESが戻ってきた展示会を振り返りたいと思います。

当社が日本の販売代理店を務めているCESにおいては、
例年同様、日本企業の単独出展のサポートと、
当社が企画運営しているJapan Tech Projectの出展企業という
二つの異なる立場での参加となりましたが、
まず、第一に言えることは、
コロナウィルスによるパンデミックが収束し、
CESが本格的に完全復活を遂げたということ。
参加者の数字にも表れているので、
パンデミック前の状態に戻ったことは間違いありませんが、
世界中から集まった人々の熱気はその数字に勝る大きな勢いを感じました。

今回の展示会のテーマである『ALL ON』。
AIが世界に広がる兆しを感じる展示会として
展示自体の見応えはインパクトの高い展示が少なかったように感じますが、
個々の展示内容は素晴らしいものも多く、
中でも官民一体となってCESに乗り込んでいる韓国勢の躍進には目を見張りました。
世界的に情報発信力の高いCESを
上手に使って韓国の力を世界に発信するパワーには圧倒されました。

それとは規模は及ばないもののJapan Tech Projectも大盛況でした。
数多くの来場者が初日から最終日まであり、
出展された企業様のほとんどから
『来年も出展したい』と前向きな意見をいただき、
とても良い展示会となりました。
我々がCES/Japan Tech Projectを運営する根本的な理由は
『世界的なイベントへの出展障壁を下げて日本企業の世界での活躍をサポートする』ことです。
日本では開催することのできない世界的イベントへ参加することは、
日本企業や日本の若い世代には大変重要だと考え、この企画を運営しています。
CES/Japan Tech Projectは今回のCES2024で7回目の出展になりますが、
とても大きく成長することができました。

この成長の勢いに乗って、
さらに日本企業に貢献できるような企画へと進化していきたいと思います。

今年のCESの勢いを見ると
来年はさらに出展企業が伸びる可能性が高いので、
この世界の潮流に乗って、日本企業のビジネスを世界に発信し、
ビジネスを伸ばしていくお手伝いができれば幸甚です。
これからも宜しくお願いします。