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スペースシンポジウムに毎年参加して気がついたこと

ー CVリポートー
By 加藤 浄海(CV CEO)

【スペースシンポジウムに毎年参加して気がついたこと】

おはようございます!
クリエイティヴ・ヴィジョンの加藤です。
当社は、毎年4月にアメリカのコロラド州コロラドスプリングスで開催される
スペースシンポジウムという展示会と会議のイベントに参加し、
宇宙産業に関わる企業様や団体様との良好な関係を持ち続けております。

日本国内や海外で開催される展示会に参加されている方々には
ご理解を頂けると思いますが、
例年同じイベントに参加をしているとそのイベントの変化を感じる事が多く、
数字には反映されにくい雰囲気の変化を感じます。

今回参加したスペースシンポジウムは、実際に参加者も年々増えており、
成長している分野の産業ですので展示会自体に勢いを感じます。
また宇宙産業の展示会の参加者には軍事関係者も多く、
スペースシンポジウムにも毎年、NATO側の軍事関係者の来場が多く、
それも幹部クラスが多いのが特徴です。
私自身が元自衛官でしたので、軍人の階級の判別はできますし、
毎年参加されている日本の航空自衛官の幹部の方も
今年は今まで以上に航空自衛官の幹部の方の参加が増えていると仰っていました。
事実、今年は航空幕僚長も参加されました。
今までは幕僚長がスペースシンポジウムに来場される事はなかったのですが、
日本の航空自衛隊のトップが海を越えて宇宙のイベントに参加されるということには
大きな意味があるのだと思います。

文明社会の進化と軍事産業の進化には切り離せない部分がありますが、
宇宙産業のイベントの盛り上がりと軍事関係者の参加数の増え方に
人間の未来は地球上だけではないと実感しています。

宇宙産業は、日本企業の今後の成長市場として
伸びていくのではないかと思います。
宇宙関連の機器はどのカテゴリーの製品も
通常の産業より正確さや高品質が求められるものですから
日本の強みが活かせると思うのです。
日本の宇宙産業がこれからますます発展していくことを強く期待してやみません。

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