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ラスベガスの空港について

 ー CVスタッフによるコラムー
By 田中かおり(CVコーディネーター )
【ラスベガスの空港について】

ラスベガスのハリー・リード国際空港は
パンデミック後の旅行ブームの影響で連日混みあっています。
空港に降り立って、真っ先に目に飛び込むのは
煌びやかに光るカジノのスロットマシーン。
これを目にした時には、ラスベガスに到着したことをすぐに実感できます。
ただ、このスロットマシーン、
帰りの飛行機を待つ間に、余ったドル札で最後に遊んでみると、
ジャックポットが当たったという旅行者もいるので、侮れませんね。

少し話は逸れましたが、
このラスベガスの空港はビジネスで訪れる人を合わせて
2021年から2022年にかけて乗客数は32.6%増加しています。
そして、LVCVAの最高経営責任者兼社長のスティーブ・ヒル氏の発表によると、
米国最大規模空港25のうち、
ハリー・リード国際空港は2023年に利用者はさらに17%増加し、
世界一となったということです。

ハリー・リード国際空港は2020年にマッカラン国際空港から、
ラスベガスに貢献した上院議員の名前を取り、
ハリー・リード国際空港に名称変更しました。
あれ?マッカラン国際空港がなくなった??
なんて思われた方もいらっしゃったのではないかと思いますが、
アメリカではこういうことはたまにあります。

ラスベガスの空港利用者は年々増え続けているのですが、
ハブ空港でありながらも空港利用者の最終到着地となっているため
ロサンゼルスの空港などに比べて混雑も少なく、搭乗や乗り換えも
大変スムーズに行うことができるのが利点です。

2022年には5,260万人の乗客がハリー・リード国際空港を利用しています。
クラーク郡航空局のローズマリー・ヴァシリアディス局長は
2030年までには、年間乗客数は6,300万人から6,500万人に
達するだろうと断言しています。
この空港は現在161の直行便があり、
35社の航空会社がラスベガスに就航しています。
そのため、今の空港では乗客を収容できなくなることから、
2030年代半ばから後半頃にラスベガスから南に約33マイルの
ジーンとプリムの間に空港が移転することが計画されています。
この新空港予定地には、
カリフォルニアとラスベガスを結ぶ新しい高速鉄道の建設も予定されています。

以前は、日本からの直行便があったのですが、
現在はCESの開催時期などの特別な期間のみしか運航されていません。

今後も経済成長が進むラスベガスからは目が離せませんが、
日本からの直行便が増えれば
さらに日本⇔ラスベガスが行き来しやすい街となるので
ぜひとも近い将来に実現してほしいと願っています。

CESの期間中は入場の際に必要なBadge が
ピックアップできるカウンターが空港内に設けられますので、
CESにおいでになる方はそこで受け取りをされることをお勧めします。
ホテルやコンベンションセンターでも
ピックアップはできるのですが、
混雑が予想されますのでお気をつけ下さい。

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