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展示会復活のラスベガス

ー CVスタッフのコラムー
  By田中かおり(CVコーディネーター)

【展示会復活のラスベガス】

CVの他のスタッフによる
リポートやコラムで報告されている通り、
CES2022が2年ぶりに
対面(In Person)で行われました。
そして、CESに引き続き、
1月には大きな展示会が2つ、
そして2月に入りFoodの展示会も開催され、
多くの人で賑わいを見せているラスベガスです。
今回はその展示会の様子をそれぞれまとめてみました。

【CES 2022】
世界最大級のテクノロジーEXPO     
2022年1月5日~7日開催(現地時間)
来場者45000人、出展社数2300社。

オミクロン株の感染拡大の影響で例年に比べて半数以下の参加者となり、
日本からの渡航を急遽キャンセルされた企業も多く、ブースの空きスペースが目立ちました。
例年、参加している私たちとしては寂しい気持ちもありますが、
2年ぶりのリアルで対面での開催ということで、
実際商品を手に取り、担当者と話をするという
デジタルでは味わえなかった展示会を再体験すると、
やっぱりCESはこうでなくっちゃと改めて実感しました。
そして、海外の展示会では、出展社が、その製品に込められた思いや
品質の良さを対面で伝えること、人と人とのコミュニケーションが何よりも大切だ
ということが改めて分かったような気がします。

例年は、視察や視察ツアーでCESに来場される方も多数おられますが、
今年はほとんどの方が渡航を断念され、デジタル開催への参加に切り替えたようです。、
CES2022は、オンラインで会場の様子を見せる形が取られましたが、
今後は展示会の形も、コロナ過で加速したデジタル化と、
対面で実際に展示という両面をうまく融合していくことが重要だと思います。
CES2022開催中は、オミクロン株の感染者が急増していたこともあり、
どこのブースもしっかりと感染対策を行っていたのが印象的でした。

CES2023は、2023年1月5日~8日開催予定(現地時間)です。
来年こそ通常の活気に戻ることを切に願います。

World of Concrete 2022
コンクリート建設業界EXPO  
2022年1月18~22日(現地時間)
来場者60,000人、出展社数1500社

CES2022終了後、わずか10日ほどで始まったコンクリート建設業界の展示会。
これだけ違うものか?と思うぐらい人が多くて驚きました。

会場では、製品の展示を熱心に見て、
すぐに欲しいという来場者と早速交渉が進むなど、
アメリカでのビジネスの速さを感じる一場面にも遭遇しました。
日本の出展社はほとんど見かけることができず残念でした。

こういうご時世ではありますが、アメリカへの進出をお考えの方は、
躊躇されず進めていただくことをお勧めいたします。
渡航が難しいでようでしたら、ラスベガスのスタッフが
代理でブースを管理することもできますので、是非ご相談ください。

2023年は多くの参加を心待ちにしています。
2023年開催は、1月17日~19日開催予定(現地時間)の予定です。

【AHR EXPO 2022 】
暖房、換気、空調業界のEXPO    
2022年1月31日~2月2日(現地時間)

毎年開催地が異なるAHR Expoですが、
2022年はラスベガスで開催されました。
初日から、会場には多くの出展社、来場者が詰めかけ、
Badgeを取るのも長蛇の列、
ソーシャルディスタンスもないほどの混み具合でした。
この時期、ヨーロッパがマスクの制限を緩和したこともあり、
出展者、来場者共に会場内ではマスクすらしていない人が多く、
私たちはオミクロン感染の危険すら感じるほどでした。
(会場のアナウンスでは、再三マスクの着用を促してはいましたが、
聞く耳もたずな状況です)

日本でも有名なDAIKINが1番といっていいほど大きなブースを出されていましたが、
それ以外は、日本企業や出展者をほとんど見かけることが
できなかったのが残念でした。

次回のAHR EXPO 2023は、2023年2月6~8日まで
ジョージア州アトランタで開催予定です。

【Winter Fancy Food Show 2022】
アメリカ西海岸最大の食品や飲料製品イベント
2022年2月6~8日(現地時間)

35か国1200以上の出展社が集まるこのShowは、
冬と夏の年2回、サンフランシスコで開催されていましたが、
今年初めてラスベガスで開催されました。
コロナの蔓延で、サンフランシスコよりもラスベガスの方が
開催できる可能性が高かったことも理由の一つだったそうです。

会場の雰囲気はというと、普通に人は多く、
イタリアや日本のパビリオンも出ていて
活気あふれる会場内では、熱々のピザが試食ができたり、
サンプルのお菓子類、チーズや飲料水などが
来場者に豊富に配られていて、各ブース盛り上がっていました。

日本からはJETROが出展、日系のアメリカ企業もいくつか出展しており、
試食ブースはにぎわっていました。

アメリカの展示会では、ノベルティや来場者に配布するものを十分に用意し、
来場者の目を引き付けるブース作りが必要ですね。

Summer Fancy Food Expoは、2022年6月12~14日(現地時間)
ニューヨークで開催される予定です。


このように、各展示会の特色はいろいろありますが、
共通していたことはどの展示会も対面開催で、
活気にあふれていたということです。

日本からアメリカへの入国は比較的スムーズですが、
アメリカから日本に帰国される際にホテルでの隔離などがあり、
まだまだ容易ではありません。

しかし、アメリカの展示会は通常通り開催されており、その動向には目が離せません。
繰り返しになりますが、こういうご時世でも
アメリカへの進出を躊躇されず進めていただくことをお勧めいたします。
渡航が難しいでようでしたら、ラスベガスのスタッフが代理で
ブースを管理することもできます。

是非ご相談ください。

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